Nature × Liberal Arts
case 02
文化 × ビジネス哲学
ビジネスパーソンのための庭哲学講座
―日本庭園の思想から、自分自身の軸を見つめ直す-
自然と人工、個と全体、変化と持続。日本庭園には、相反するものを対立させず、調和の中に生かす知恵があります。庭を身体で感じ、その思想を読み解き、参加者同士で対話することで、日常の仕事を離れ、自分自身の軸や組織のあり方を見つめ直す機会を設計しました。
ご依頼内容
リベラルアーツ研修会社から、「日本の伝統文化とその哲学にフォーカスを当てた、ビジネスパーソン向け講座を共催したい」との依頼。
プログラム概要
「ビジネスパーソンのための庭哲学講座」は、社会人を対象とした体験プログラム。日本庭園をテーマに、「歴史」「作庭」「手入れ」の視点から、心身でその本質を学ぶ。
- 開催回数:年10回連続講座
- 対象:ビジネスパーソン
- 人数:15名(定員)
- 会場:文京区立肥後細川庭園
- 内容:
第 1 回 5w1hで知る近代の庭園
第 2 回 庭園管理体験①日々の仕事
第 3 回 景色をつくる①自然の美しさに思いを馳せる
第 4 回 景色をつくる②五感で情景をつくる
第 5 回 庭園管理体験②それぞれの存在価値
第 6 回 景色をつくる③細部に心を尽くす
第 7 回 景色をつくる④企業人を魅了する庭園
第 8 回 庭園管理体験③臨機応変に対応する
第 9 回 我々と自然の向き合い方
第10回 都内庭園ツアー
Photo Gallery
体験デザインのポイント
認知
庭を「見る」から「感じる」へ
日本庭園を、知識として理解するのではなく、季節の変化、空間構成、手入れの技術を身体で感じることから学びを始める。
対話
多様な専門性から庭の奥行きを知る
研究者、作庭家、庭師など、それぞれ異なる視点との出会いを通じて、一つの庭に重層的な意味があることを理解する。
思考
庭の思想を、自分自身の問いへつなげる
「余白」「手入れ」「調和」「変化への対応」といった庭の思想を、自身の仕事や人生に引き寄せて考える。
創造
新しい視点や判断軸を日常や未来につなげる
庭を見る視点の変化を、日常やビジネスにおける新しい意思決定や行動へつなげる。
生まれた変化
- 庭を見る目が変わり、仕事や日常を見る視点が広がった。
- 参加者の満足度は高く、リピート率は80%をこえ、講座は4年間連続開催
見方の変化
日本庭園そのものの見方が変わった。
- 知って見るのと、知らずに見るのとのちがいを体験できて、刺激を受けた。
- 毎回同じ庭を見学しているはずなのに、常に新しい話が出てくるものだと感心する。それだけ奥が深いということか。
意味の変化
日本庭園が持つ意味の重層性に気づいた。
- 視点が変わると、同じ庭なのに様々な鑑賞ができて、改めて面白さを感じた。モノの見方の本質に通じる。
- 枝を捨てる(伐る)作業が修行になる点など、日々の手作業・手仕事を通じて庭というものにせまっていく、ということがとても勉強になりました。
行動の変化
日本庭園から得られた哲学を日常に生かす視点が生まれた。
- (庭園管理における)KY作業は、企業におけるリスクの洗い出しとそれへの対応を事前にcheck/controlする内部統制そのものと感じた。
- 木の剪定(の考え方)は、木だけではなく、人の育成にも使えると思った。
at knot体験デザインの価値
日本庭園に蓄積された自然観や美意識を、単なる文化知識ではなく、自分自身のものの見方や行動を問い直すリベラルアーツ体験へ設計しました。
こんな時、ご相談ください
- リベラルアーツ研修を座学だけでなく、体験も含めたプログラムにしたい。
- 役員研修や海外赴任研修に、本質的な日本文化プログラムを取り入れたい。
- 自然や文化をテーマとした社会人向けの講座を実施したい。





